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 No.675

三輪 薫(みわ かおる)


No.675 『創る』/「こころの和いろ-II」大阪での巡回展終了 2019/6/30

キヤノンギャラリー銀座でのGW明けの8日間の会期も盛況の内に終えることができました。5月11日(土)に会場で行ったギャラリートークには、前回同様会場に溢れるばかりの多くのご来場をいただきました。嬉しいことです。6月20日から25日までキヤノンギャラリー大阪で開催していた巡回展も無事終えることが出来ました。銀座展では11日間の会期であったこともあってか、センサーによる来場者のカウンター数も5400を超え、お陰様で連日楽しく過ごしていました。大阪展は3年前と同じく、会期の前半は仕事で行けず、土曜日の22日には月例作品などの添削アドバイスを長年担当しているキヤノンフォトクラブ奈良の例会に行き、みなさんの作品を拝見し、僕の作品を見ていただいた後、楽しい懇親会を過ごしました。明くる日の23日(日)は梅田のヨドバシカメラで前回同様に伊勢和紙キャンペーンが開催され、プリントデモでの作画アドバイスをしました。午後1時から7時まで多くのご来場をいただき、休憩もとれなかったほど盛況でした。今回は店内に僕の顔写真入りのA1ポスターが多く展示され、担当の店員さんがマイクで度々呼びかける、実に協力的で熱心な対応で驚きました。このようなイベントを担当するには当然ながら申請と認可が必要で、当日の入店にも通常の入口ではなく、関係者用のセキュリティーを通らねばならず、新宿にくらべ迷路のような通路を延々と思うくらい歩かされます。帰りは逆コースを辿ることになるのですが、事務所の傍に「三輪薫先生控え室」と大きな看板が貼ってある応接室があってびっくりでした。中を覗くと10数畳はある立派な応接室で、6時間休憩なしで使えなかったのが残念です。どうして途中で案内してくれなかったのか疑問に思った次第です。

キヤノンギャラリー大阪の会場には24日(月)と25日(火)の二日間いたのですが、終日結構多くの方々にご来場頂き、楽しく過ごせました。前回までの梅田の会場と違い、中之島に移転したこの会場は銀座よりも壁面が長いのがいいですね。前回までは銀座で展示した全てを飾ることは出来ず、数点減らさざるを得なかったのですが、銀座で表通りに面した壁面と会場中央に天井から下げたロール紙(2,000mm×860mm)3点も壁面に展示出来ました。図面や会場写真を見るとギャラリー中央に下げるのはやや窮屈そうに見えて今回は諦めましたが、実際には幅がやや狭いものの銀座と同様に展示出来たかもと思い、次回は試してみたいです。各壁面の長さも銀座と似ていて、今回は展示レイアウトを少しアレンジしただけで済み、大きな変更をしないで展示出来たのもよかったかなと思っています。

今回は「わの会」会員の豊田市の4人と兵庫の2人の方々が僕達が滞廊していた24日(月)と25日(火)の二日間とも受付などのお手伝いに来ていただき、大変助かりました。また、四八判(1,100mmx2,400mm)1点やロール紙(1,600〜2,000mmx860mm)の吊り作品6点もあり、搬入搬出と伊勢和紙の中北喜得さんが立ち合って展示作業などを行っていただけたのも嬉しく思っています。銀座でも関西でも、みなさんの友人知人の方々にお知らせ下さってのご来場も多く、お陰で今回の個展も無事終えることが出来、感謝しております。ありがとうございました。

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