No.678　「わの会」の『集いの会』　2019/10/22

主宰している「わの会」の『集いの会』を、20日(日)〜21日(月)と乗鞍高原で開催しました。今回は12日の大型台風による豪雨で甚大な被害があり、中央道、圏央道、上信越道と新宿から松本への高速道路が一部閉鎖になり、東名高速の御殿場から中央道に抜けるルートで行かねばならないかと覚悟していました。幸いにも土曜日の午後に開通し、担当世話人の３人の前泊の方々は予定より少し遅れたものの、正規のルートで来ることが出来ました。新宿からのバス組は日曜日出発で、こちらも支障ありませんでした。僕らは２日前に出たために圏央道の「相模原IC」から東名高速道「御殿場IC」経由で行きましたが、御殿場までは渋滞もあり、途中休憩も何度かあって６時間以上も掛かりました。

一昨年の『集いの会』は長野県小海町の松原高原で開催しましたが、この時も台風が直撃し、新宿発のバス組は参加を断念せざるを得なくなりました。それでも現地集合の人達、新宿発のバス組の有志の方々が電車で来てくれ、当然例年よりも少なかったものの何と30数名の参加を得ての開催でした。ホテルはキャンセルが相次ぐ中、この人数での開催に感激されていました。今となっては懐かしい思い出となっています。

前日のロケハン時には一時期土砂降りの大雨でした。天気予報では20日(日)、21日(月)共に晴れでしたが、ちょっと心配していました。しかし、20日は晴れ、乗鞍高原は台風の影響はほとんどなく、今年はまだ初秋の色付きでしたが木々がとても美しく映えていました。いがやレクリエーションランド付近、一の瀬園地のどじょう池、まいめの池辺りもきれいでした。21日は善五郎の滝、牛留池と巡りましたが、明るい曇り空で直射日光による水のぎらつきもなく滝などの撮影にはピッタリの天候になってくれました。

今回の宿は貸し切りでしたが、夕食会場は例年のホテルよりも狭く、テーブル席の間隔が狭かったために隣同士が近くなり、50数名が懇親を深めるのには好都合だったようで、和気あいあいと楽しく過ごせました。『集いの会』への参加者はみなさん写真を趣味としていますので、集合時間から日没まで撮影し、日の出前からの早朝撮影も毎回行っていますが、『集いの会』のメインは夜の夕食懇親会とセミナーです。セミナーでは、当日に僕が撮影の全コマを投影し、恒例のスライドショー三輪薫の世界は、昨年の１月から12月までに湖沼と池で撮った中から100カットの作品で構成した「湖沼逍遙」を上映し、昨年の『集いの会』でのフォトコンテスト応募作品も見ていただきました。セミナーの後は二次会で、深夜近くまで和気あいあいと楽しく、至福の時間を過ごしていました。『集いの会』では毎回じゃんけんで何かをプレゼントしていますが、今年は機械漉きの伊勢和紙でつくったオリジナルプリントによる写真集を選びました。

来年は、2013年に開催した長野県北竜湖のホテルをベースに開催します。お楽しみに。