Toppageへ
 No.679

三輪 薫(みわ かおる)


No.679 「わの会」東海支部撮影会 2019/11/23

「わの会」は全国組織の会ですが、催行行事などはどうしても関東地区が中心となってしまいます。そこで、各地に支部を作り、僕が出掛けていって会員のみなさんとご一緒に撮影したり、懇親を深めたりすることにしました。「わの会」発足数年後の2000年に榛名支部(群馬県)ができ、榛名湖方面に撮影に出かけた折りに年数回例会も行っていました。その後、2002年に東海支部ができました。ただし、東海支部とは言っても会員の地域は広く、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、滋賀県、福井県から関西圏まで実に広範囲です。2008年には当時四季折々に通っていた秋山郷で有名な長野県栄村にも支部が出来、時々例会やセミナーも開催していました。しかし、会員の高齢化などもあり、現在活動しているのは東海支部のみとなっています。発足した2002年には滋賀県の永源寺と琵琶湖で日帰り撮影会を開催しました。以後、2004年を除き、毎年1泊での撮影会を実施し、近年では関東地区からの参加者も多くなってきました。『集いの会』や撮影ツアーではバスでの移動が大半ですが、東海支部は現地集合の自家用車やレンタカーで移動するため、バスでは行けない場所も巡ることが出来るからだと思います。

今回は24名参加でしたが、日帰りが2名、1泊が2名、20名が2泊での参加でした。東海支部撮影会は原則1泊ですが、関東地区から参加して頂いている人にとっては遠くまで出掛けて来て、1泊では物足りなく感じるでしょうから、場所と参加者の居住地によっては2泊で行っています。半数近くが関東地区からの参加で、今回は三重県と奈良県の県境近くで撮影を行い、曽爾高原のススキ、屏風岩公苑、室生寺、談山神社など8カ所を巡りました。曽爾高原のススキは平年よりも穂の付き方が少ないとのことでしたが、夕日に煌めく美しい表情が見られました。屏風岩は晩秋だったためか、早朝撮影の駐車場にも無事停めることができ、朝陽を受けた絶景を堪能しました。室生寺や談山神社の紅葉も素晴らしく、建物と光が見せてくれる演出もいい被写体になりました。日曜日に行った室生山上芸術の森では、多くの来場者がいて、彫刻や建造物とのコラボも絶好の被写体となり、声を掛けての演出による作品創りに熱中する人もいました。今回は自然風景や花などだけではなく、実に多様な被写体に恵まれ、それらの被写体とライティングがうまくマッチしてくれたのもよかったと思っています。これらも、今回、企画して頂いた中北さんご夫婦の3年にわたるロケハンを何度も重ねて行程を決めて下さったお陰で、感謝感謝です。ありがとうございました。

戻る