[写真集]

 
立川晶信写真集「美晴」 
   立川さんとは随分前にカメラ誌の編集部の方に紹介され、相模原市の同じ町内にお住まいと知り、
  驚いたのを覚えています。最初に拝見した作品は白鳥でしたが、風景、花、造形、人物などと実に
  多くの被写体を撮り続けていて、時々拝見するそれらの描写には立川さん独自の視点と作画であふ
  れているのに感心しています。
   この写真集の主人公である美晴さんとは舞妓さんから芸妓さんになられる時に立川さんの紹介で
  お会いしたことがあります。可憐で初々しい中にも凛とした美しさがあり、花街で暮らし、芸を磨
  いている女性ならではの気品を感じました。この写真集の作品には美晴さんの魅力ある姿や表情が
  あふれ、多才な立川さんの世界を感じます。見る側の心を楽しませてくれるこの写真集は美晴さん
  の成長記録でもあり、年に一度は奥様もご一緒に長年京都に通い続けた立川さんご夫婦と美晴さん
  との共作ともいえるでしょう。
                                写真家 三輪 薫




 
黒田一郎写真集「北の大地」
  この写真集は2008年10月に開催の個展 「北の大地」 で
  展示した作品に他の作品も加えたものです。今回の個展は、
  1999に開催の 「茨城県・新県庁舎誕生のあゆみ」 展以来8回目で、
  年齢も81歳となりました。 この間、大きな病にも掛かり、
  手術もしましたが、不思議と写欲が衰えることはありませんでした。
  現在も5つのテーマを抱え、最低でもあと2回個展を開催し、
  計10回連続の個展開催を目標に撮り続けております。
  しかも、前回よりも今回のほうが見応えがあるねと言われることを目標に
  毎日撮影しております。
  仕事だけが生き甲斐で、脇目もふらずに働いてきた人生でしたが、
  今は撮影や個展を開催することが生き甲斐になっています。
  写真三昧に暮らせることは嬉しく幸せで、家内と子供達のお陰と、
  心から感謝の気持ちで一杯です。黒田一郎
 


 難波三津子写真集「四季の情景」
  知人に勧められるままに、カメラ教室の門をくぐり、14年、
  キヤノンの教室にも入り、すっかりカメラの世界にのめり込みました。
  北海道~沖縄、アメリカ、カナダ、ヨーロッパと、心に沁みた感動を
   写し込こんだ作品を、思い切って写真集にまとめました。

 

 海田健次写真集「四楽八楽-II」2006年10月発行(監修:三輪 薫)
  ハッセルブラッドで撮り続けた日本の美しい自然。洒落た作風の作品でまとめました。
 


 黒田一郎写真集/2004年5月発行(監修:三輪薫)
  
77歳の黒田さんが、個展「水の彩り」開催を機に、前回開催の個展「樹の彩り」
   「偕楽園公園の彩り」の作品を三部作としてまとめたもの。
   

 
海田健次写真集「自然と四楽八楽」2002年4月発行
  
83才の海田さんが、愛機ハッセルブラッドで撮り続けた日本の自然。
   作品63点掲載。(監修:三輪薫、発行:遊人工房)
   *フォトワークショップ「風」所属。

 
小宮良治写真集「狭間より」新風舎刊/2,940円
  自然界のあらゆる「狭間」をシンボリックに写し出した、心象風景。



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