伊勢和紙による 三輪薫 写真展「こころの和いろ-II」

三輪薫先生の個展です。2016年に開催した「こころの和いろ」シリーズの第2弾として、日本の自然風景が持ち、私たちの心に染み入る”和の色あい”を伊勢和紙にプリントした作品が多数展示されていました。
この作品展はキヤノンギャラリー銀座での終了後に、6月20日(木)〜25日(水)にキヤノンギャラリー大阪でも開催されます。お楽しみにお待ち下さい。

（コメント）
鮮やかでもドラマチックでもない、優しくさりげない日本の自然風景の表情には微妙な機微に溢れた魅力があります。日本の四季折々に美しい自然風景と向き合い、カメラで日本画を描くような作風の伊勢和紙プリントによる作品を展示します。13銘柄の伊勢和紙を作品によって使い分け、手漉き和紙の四八判(1,100mm×2,400mm)/1点、機械漉き(1,600-2,000mm×860mm)の吊り作品を6点、手漉き和紙による半切と全紙の額装を23点展示し、透過光でも見せます。2016年に開催した「こころの和いろ」展の第二弾です。

[透過光で見せる展示]
薄い和紙を２枚合わせにした860mm×2,000mmのロール紙２点を会場の中央に吊し、外光とギャラリー内のスポットライト越しに絵柄を浮き上がらせます。