No.1　　　2000/10/26

今年も29日から「わの会」の年に一度の『集いの会』が始まり、来月から来年の一月までに開催される四つの写真展の準備に追われている。常任講師をしている「キヤノンクラブ東京第五支部展」、９４人の会員が参加する「わの会」の第1回写真展、生徒さんである黒田 一郎さんの東京での初めての個展、4年間にわたり催行された「ヨセミテの四季を撮る」ツアー参加者の写真展と続く。ヨセミテ写真展以外はプリントの発注も済み、本番プリントやテストプリントの出来あがりを待つばかりとなっている。しかし、これらの準備のため今年の 紅葉の撮影は昨年に比べ少なくなってしまった。昨年は９月下旬〜11月上旬までほとんど自宅に居る事がないくらいで、撮影本数も膨大であった。綺麗な紅葉よりも侘寂を感じる枯れ気味の姿に惹かれたせいもある。今年の紅葉の色付きは遅れ９月下旬の乗鞍高原畳平付近もまだ初秋前の雰囲気で、１０月上旬の北海道ではやっと色が付き始めたくらいだったが、他の素敵な出合いも多かった。しかし、中旬に行った奥利根・八千穂・蓼科は割とよい色付きだった。晩秋が好きな私にとっては、これからが本番と思っている。とりあえずは「集いの会」の乗鞍高原に期待と言ったところである。