Toppageへ
 No.2

三輪 薫(みわ かおる)


No.2   2000/11/2

私を囲む「わの会」も1998年10月の「集いの会」で発足し、まる2年経ちました。29日から3回目開催の「集いの会」や撮影会などの会の運営には世話人の方々を初め多くの会員には随分と御苦労をお掛けしています。そのお陰で会員が350人に迫ろうとしていて、影の功労者?にはこの会を紹介していただいた写真誌などや後援メーカーの方々もいます。北は北海道から南は沖縄まで多くの人にご入会頂いていますが、撮影会や写真教室などで楽しくお付き合いできる幸せを噛み締めています。9月開催の個展「風光−?「」には、飛行機や新幹線で駆け付けてくれた会員も多く、頭が下がる思いです。このような会員に囲まれているからこそ、多少自分の撮影が少なくなってもストレスの溜まり方にも他の原因とは違った思いがあるように感じています。しかし、もう少し自由な時間が欲しいのも本音ですが.........。(会員の皆様、ゴメンナサイ!)

写真愛好家の人達とのお付き合いも楽しく、人好きな者にとって慕って寄り集まってくれる人が多いのは嬉しい。「わの会」の年に一度の『集いの会』は、会員と私や、会員同志の触れ合いの場でもあり、早朝から日没までは撮影三昧、夜は酒を飲みながらの懇親会に夜が更けるのも忘れてしまうほどです。今回の宿の「福寿荘」には囲炉裏があり、炭火の暖かさと色合いに包まれて勢い交流の熱も盛り上がりました。

写真の世界に入ってよかったと思うことに、「お酒の味を覚えた事」と同時に「人との出合いや触れ合いが実に多くなった」ことがあります。「隣の人は何する人ゾ!」と、本当の人との出合いが少ない今日であるように思いますが、一般的な写真の世界では得られない様々な分野の人達との出合いが多くあり、人生大変に面白く、有意義な時間も送れているように感じています。その結果作品セレクトなど、監修を頼まれた今年の「写真展」はパニックになるほど多くの回数(平均1ヶ月に一度)です。写真を撮っている以上、出来るだけ発表し、多くの人に見ていただき、自分の求める世界の探求にも役立っていただけると、こんなに嬉しい事はないと思っています。

戻る