No.5　　　2000/11/10

今年は写真展との関わりが実に多く、その内でも最大規模が「わの会」第1回の写真展。９０余人の出品となり、前後期に分けての開催となった。先日テストプリントに指示した本番プリントが出来あがり、全貌が見えてきた。今回は僕自身の個展作品のプリントをお願いしているドイテクニカルフォトに依頼しているため、プリントの出来がよいのは当たり前だが、特に中間トーンの引き出し方やしっとりした空気感の再現など出品者にはよい勉強になると思っている。自画自賛ではないけれど、素敵な写真展になりそうで今から楽しみだ。会員の黒田一郎さんの個展作品のテストプリントも出来あがり、こちらもよい写真展になると確信を抱いている。月末には常任講師をしている「キヤノンクラブ東京第５支部展」が写真弘社の銀座店・ギャラリーアートグラフで開催。こちらも本番プリントの出来はとてもよかった。黒田さんの個展は、これから本番指定。意欲的な72歳の黒田さんの作品展も12月18日から始まり、楽しみにしている。会場で額装された作品は、一段と映えて見え、仲間のよい刺激となると思う。

皆さん是非ご覧下さい。「わの会」写真展には、10日・13日・17日の昼頃に会場にいる予定です。写真展は人との出会いの場でもあり、楽しみにしています。