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 No.152

三輪 薫(みわ かおる)


No.152 『生きる』/「わの会」 2002/12/10

今、「わの会」の第2回目の写真展を有楽町駅前のドイフォトギャラリーで開催中だが、昨日の大雪の中でも結構な来場者があったと、世話人から連絡があった。嬉しいことだ。世の中には僕のように写真愛好家の方々とのお付き合いをしている写真家やカメラマンも多いと思うが、全ての人がその人を囲む会があるわけではなく、350名を超える会員がいる「わの会」を主宰できることは写真家冥利に尽きることだと思っている。

今回の写真展の開催には、膨大な自分の自由になる時間が費やされ、作品創りの日程も満足に取れない有様である。しかし、前期/後期と2週間に渡って90名を越える会員が出品し、多くの方に作品を観ていただく喜びは、会員にとっても嬉しいことだろう。先日もはるばる名古屋辺りから来た会員もいて、今夜開催の『集いの会』にも、九州など、遠いところからも駆けつけてくる会員が結構いる。上京の費用と満足感は天秤には掛けられないが、レンズ1本どころではない費用をものともせず、作品を出品し、「集いの会」参加する会員などに会うため、来てくれる気持ちがとても嬉しい。

だからこそ、会員がいる所に撮影に訪れた時などは、連絡して会うことにしている。これも「わの会」のよいところで、人の『環』も、益々広がってくる喜びも大きくなりそうだ。

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