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 No.167

三輪 薫(みわ かおる)


No.167 『車』/地球温暖化の防止には、ディーゼルエンジン 2003/2/10

僕の撮影用の車はディーゼルエンジンの三菱デリカスペースギアで、排ガス規制のこともあり、タイミングよくと言うかエアコンが壊れて修理代も掛かり、8年経ったこともあって乗り換えようかと迷っていた。しかし、あるサイトで次のような記事を目にして、エンジン調整も怠らず行っていることだし、マニュアルミッションの車を捜すのも難しく、今回は修理をして暫くは乗ることにした。デリカのエンジンは、下記に紹介のもの程優れているわけではなく下取り価値もない車であるが、今回は地球には優しいCO2重視の考え方を優先した。

「ユーロでは二酸化炭素の排出量、つまり地球温暖化の方が大きな関心があるようで、その点でディーゼルがガソリン車より優れているので、ディーゼルの割合が増えているんだと思われます。原油を軽油とガソリンそろぞれ精製する段階から考えてみると、軽油の方が地球温暖化にはやさしいと言うことなんですが、そんなことから考えてディーゼルを選ぶ人は日本には少ないんでしょうね・・(残念)。ディーゼルエンジンや環境に対する事を、国民一人一人今ひとつ考えなくてはいけない時期に来てるのは確かな事だと思います。ようやく神奈川県川崎市がクリーン軽油なるものを行政扱いの車に使うようになったか!?。普通のスタンドにも早くクリーン軽油を導入して欲しいです。そのお陰で軽油代が高くなっても私自身はそれはいいと思います。軽油とガソリンの値段の違いって税金の違い。外国ではほとんど同じ価格だし・・・・・。日本とユーロにおけるディーゼル基準は、NOx重視か?CO2重視かなどのように、単純には比較出来ないところもあります。」

また、「メカニカル的要素の多いディーゼルエンジンのメンテナンスはある面簡単と言えば簡単。最近のディーゼルはすばらしいエンジンになってきてます。特にコモンレール方式のディーゼルエンジンはガソリンエンジンに匹敵するほどのパワーと環境に配慮した排気ガス・・・。今までの黒煙モクモクと言ったイメージは皆無に等しいです。」

このディーゼルエンジンはベンツに搭載していると言う。さすがベンツ。このエンジンなら、以前に書いたように燃費がよい分、地球温暖化だけではなく、人にも優しく、石油資源の確保にも優れたものと言えるだろう。以前、遅々として進まなかった車の安全性は、NHKで放映された国産車と海外の車との比較で大きな社会問題となった。結果として、あっと言う間に日本で販売されている車にも対応したように、即、このようなエンジン搭載の車を発売して欲しいと思う。このタイプのエンジンで、ハイブリッドになれば申し分ないだろう。多少高くても、無理をしてでも買いたくなること請け合いである。勿論、企業責任をまともにとらない大企業に何兆円も惜しみなく援助している税金の一部を、高くなった分の補助に廻すのは政府の務めであるのは言うまでもないことだ。

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