No.333　『車』／車の改造-2　2007/6/5

小型とは言え、キャンピングカーには普通の車には搭載されていない電気機器が結構ある。VW T-4には、40L余りのコンプレッサー式冷蔵庫やFFヒーターもあり、シンクの蛇口も電動である。これらの電源はメインバッテリーから取ると用量的に不足になり、バッテリー上がりにつながるため専用のサブバッテリーが搭載され、この程度の車には100Aくらいのタイプが２個装備されている。そのバッテリーだが、走行中にも充電できるシステムになっているが、出先での移動距離が短いと充電量も期待できない。オートキャンプ場には外部電源が用意されているのも、サブバッテリーの上がりを防止するためでもある。

このサブバッテリーの容量を管理する器機があると知った。ＡＶモニターという銘柄のものである。バッテリーの容量は、電圧だけでは確認できないらしい。早速、一昨年の暮れに購入した。これも屋根のポップアップの工事時に行った。

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サブバッテリーにこの機器を接続するため、収納の扉を開いて仰天した。何と、２個あるはずのサブバッテリーが１個しかなかった。購入時には２個とも交換と依頼し、代金も支払い済みだったからだ。後日、当然ながら１個追加していただいたのだが、バッテリーは同時交換が当たり前で、この１年の差が支障の原因にならないかとちょっと心配している。

ＡＶモニターは、車に取り付けてある冷蔵庫やFFヒーターの消費電力などを確認でき、安心である。昨年５月に開催した「わの会」の『集いの会』の前日に、乗鞍高原でＡＶモニターの開発者の方と、その方の友人やVW T-4の師匠と僕等を交えキャンピングした。真夜中まで楽しく飲み、語り合って過ごした。先のお二人はトレーラーハウスで来ていて、内部を見せていただいたが、まるで小さな１LDKの家そのもので、このキャンピングは快適だろう。山菜天ぷらをつくっていただいたり、料理上手の師匠の料理を食べ、合間に星空を撮ったりして、至福の時を過ごした。