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 No.442

三輪 薫(みわ かおる)


No.442 『創る』/京セラ・コンタックスサロン東京、最後の写真展 2008/7/21

京セラ・コンタックスサロン最後の写真展「コンタックスクラブ メンバーズ・ギャラリーFINAL」の展示作品は、応募者が用意したキャビネサイズのプリントをオリジナルの額に装丁して展示される。何故、キャビネサイズなのだろうか。多くの応募を想定したり、気軽に参加できるのを期待してのことかもしれない。しかし、ツァイスレンズのクオリティー再現でのプリントを展示してこそファイナル展にふさわしいと思っている。小さくとも、四切くらいにはしてほしかったと思っている。

僕が監修する写真展で、銀座の写真弘社の店内にあるギャラリー・アートグラフで明日7月22日(火)〜26日(土)まで開催する東急BE・写真教室の写真展のギャラリー内の展示作品プリントはは四切で、外に面するウインドウには半切を展示している。他の写真展は小さなサイズでも半切である。キャビネなどの小さなサイズでは、印画紙への露光時間の関係で余り画像調整が期待できない。京セラ・コンタックスサロン東京で12月に開催予定の「わの会」展は、前回は半切95点余り展示した。点数的には、この広い会場でも限界に近い。この点数を考えると、額装してもプリントがキャビネなら、ファイナル展にふさわしく、壁一面を作品で埋め尽くすには200点以上はほしい。

コンタックス愛用の皆さん、是非是非応募して最後を飾りましょう。今回は、応募者全員の作品を展示できますので、12月にこのサロンで開催の「わの会」展同様に落選はありません。担当者が嬉しい悲鳴を上げるほどの点数が集まることを期待しています。

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