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 No.449

三輪 薫(みわ かおる)


No.449 『写す』/「風光-V」巡回展 2008/9/18

20日から、3月に京セラ・コンタックスサロン東京で開催した「風光-V」の伊勢和紙ギャラリーでの巡回展が始まる。巡回展の楽しみにはいろいろあるが、会場が違うと当然ながら壁面構成もギャラリーによって違い、作品の展示順も変えざるを得ない。全く同じ作品を展示しながらも、会場と展示順が違うだけでも随分印象が違ってくる。

今回の会場は、壁面が黒と白の2つを選ぶことが出来るように設計されている。この会場での個展は2005年の開館記念展以降、4回目だが、今回は大判の手すき和紙(伊勢斐紙 風雅 二枚重ね 四八判 外寸/1,100mm×2,400mm に 900mm×1,900mm の画面)プリントを黒の壁面に、他の四切から全紙までを白の壁面に展示しようと考えている。白と黒のアンサンブルの壁面になった会場で観る作品にも新たな発見もあるだろうと楽しみにしている。

巡回展のもう一つの楽しみは、普段なかなか会えない人達が来てくれることにもある。暮らしている地域上、疎遠になってしまう人達にも、このような機会にこそ会えるのは何より嬉しいことである。9/20(土)/21(日)/22(月)と会場にいますので、是非お出掛け下さい。会期は10/18(土)まで。但し、9/21(日)以外の日曜日は休館です。
※ 伊勢和紙ギャラリー http://isewashi.co.jp/

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