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 No.454

三輪 薫(みわ かおる)


No.454 『生きる』/「わの会」発足10周年の『集いの会』 2008/10/25

今月の19日〜20日と、1泊で開催した主宰する全国組織「わの会」の『集いの会』には、北海道や山形県、熊本県や岡山県などからも自家用車で来てくれた方々もいて、総勢70人余りが信州志賀高原に集まって楽しく過ごした。現在の会員の1/4に相当する人数で、嬉しい限りである。

「わの会」は1998年10月に、乗鞍高原で開催した『集いの会』で発足した。今年でまる10年になる。今回の『集いの会』は記念すべき10周年に相応しいものになったと思っている。例年通り、日中は撮影三昧、夜は楽しく賑やかに盛り上がる懇親夕食会を過ごし、その後大広間でセミナーを行い、会員である大豐和紙工業(株)社長の中北さんによる伊勢和紙プリントデモも行った。セミナーでは、毎回僕のスライドショー、音楽付きの「三輪薫の世界」を披露しているのだが、近年はデジタルカメラの作品をセレクト構成してつくっている。これがまた大変で、数本つくるのに数日費やしてしまうほどだが、自分で眺めても楽しいので苦にならない。

志賀高原は撮影地のメッカと言ってもよいくらいに素敵な自然に溢れ、撮影ポイントも多いが、悩みは車を停める場所が少ないことである。『集いの会』には新宿発の28人乗り小型バス1台と各地からやってくる現地集合の自家用車が20台前後になる。今回は木戸池温泉ホテルが用意してくれた28人乗り小型バス1台もあり、撮影場所によっては自家用車を5台くらいに押さえることが出来た。多くの人達を車でスムーズに誘導するのは大変である。

何よりも大変なのが、これだけ多くの人達が集まるイベントを運営と進行する世話人の方々である。「わの会」には世話人が10人いて、運営委員会で協議を重ね、「わの会」の運営や催行行事等の内容を検討している。『集いの会』は2人の世話人が担当している。準備は僕と打合せながら行えるが、現地ではお手伝いも多く必要で、今回も多くの手助けを得ながら開催出来た。人のために進んで手助けしてくれる人がいて初めて成り立つイベントであり、事故もなく、無事終えることが出来たのはとても嬉しい。「わの会」のモットーである和気あいあいとした楽しい二日間であった。

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