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 No.475

三輪 薫(みわ かおる)


No.475 『生きる』/レーシック手術とメガネ 2009/5/15

僕は近眼で、加齢とともに老眼にもなって日常生活にはメガネを欠かせない。小学生の頃は近眼の人のことが不思議でならなかったのだが、中学に進んで直ぐの身体検査で近眼になってしまったことを知り、慌てた。以来、メガネを幾つ作ってきたのだろうか。経済的にも生活にも不便きわまりない。

先日、新たなメガネを作ろうとして、手術で近眼を直すほうが得ではないかと考えた。しかし、コンピューターで制御された高性能なレーザーを使った手術をしても100%安全とは思えず、術後の回復した視力が終生保たれるのではないと知り、今回もメガネを作ることにした。タイミングよく、このレーシック手術をした方の体験記が新聞に掲載されていて、「レーシックは角膜を削るので、その分紫外線に弱くなる。サングラスをかけたスキー場では雪面から反射した紫外線がサングラスの下から入り込み雪目になった。医者にはゴーグルを使って下さいといわれた。」とのこと。雪国での撮影で、ゴーグルではファインダーを覗くのは不便か無理で、雪目防止にはサングラスが必要。と言うことは、写真を撮る人にはレーシック手術は向かないということになる。

近眼でありながら老眼になってからは度数の違うメガネを多種類使い分けている。実に不便だが、2年前にはデスクワーク用に中近用を作った。運転や撮影には遠くがよく見えるメガネを使い、レンズは強い紫外線を受けると色が変わり、サングラスになるタイプを長年愛用している。日常生活には見えすぎると疲れるので、度数の低いタイプを2種用意している。また、5〜6年前からはとても軽量で、メガネの鼻当て部分がシリコンのような柔らかなもので作られ、鼻の両側ではなく上部全体で支えるタイプを常用している。超軽量なのと、鼻当て部分がソフトで、長時間掛けていても気にならないのがとてもよい。
http://www.vc.hoya.co.jp/frame/original/airlist/index.html

今回作ろうとしたのは運転用だが、デスクワーク用に愛用している超軽量タイプのフレームで、サングラスになるプラスチックレンズで注文した。このレンズは最近までガラス製しかなく、傷は付きにくいが割高の薄型でもプラスチック製に比べ重いのが欠点だ。撮影にも常用するので、カメラのファインダーにはゴム当てを付けて傷付かないよう注意しなければならない。と言うのは、アングルファインダーを装着する際に、いちいちこのゴム当てを外すのが面倒で、新たなカメラを買うと外しっぱなしにしているからである。

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