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 No.480

三輪 薫(みわ かおる)


No.480 『写す』/Mac と画像処理  2009/7/8

我が家はMac党で、僕専用のはiMac G5 (20インチワイドスクリーン)である。しかし、2004年の暮れに購入した初期のタイプなので、画素数が増え続けるデジタルカメラへの対応が難しくなってきた。特に3,900万画素のHasselblad H3D IIでは、全く画像が表示されない。何故か 2,210万画素のEOS 5D Mark IIのRAW画像が表示されるのに、1600万画素のデジタルバック Hasselblad CFV や、1,000万画素のコンパクトカメラ LEICA D-LUX 3 のRAW画像も出ない。RAW画像と言っても、各社で形式が違うためなのだろうか。これは困る。

数ヶ月前から iMac G5でDVDが焼けなくなってきた。DVDを挿入しても暫くして飛び出してくる。しかも、iMac G5 では2倍速しかなかったため、もの凄く時間が掛かっていた。修理を諦めて外付けのDVDドライブを買った。このDVDドライブは、1万数千円ながらも20倍速対応である。常用のDVDが16倍速なので、DVD-Rへの画像保存は今までに比べると驚くほど迅速である。もっと早く知っていたら、iMac G5 ではなく外付けのDVDドライブを買って焼いていたはずだ。知らないことはいいこともあるが、こればかりは損をした気分になってしまった。

不調で古くなった Mac の買い換えを考え、外出先の使用も考え、新発売になったノート型の MacBook Pro を購入した。最近のMacは、ディスプレーが何故か光沢が大半で、好きになれない。しかし、MacBook Pro の17inchモデルのみ非光沢のディスプレイが選べる。4年半、20インチワイドスクリーンを使ってきた身には、持ち歩きに便利な13inchや15inchでは小さすぎるし、 iMac でもいいのだが光沢ディスプレイが嫌で、やむを得なく17inchを選んだ。

この MacBook Pro、ノート型とは思えないくらいきれいな画像を見せてくれる。EIZOのS-IPSパネルを積んだ FlexScan L997-R の画像に、現在のMacBook Pro 17inchのディスプレイが追いついてしまった、と情報をくれた愛用者の伊勢和紙の中北さんの言葉で購入を決めた。勿論、今回発売になった MacBook Pro は見ていなかったが、数ヶ月前に Apple Store で見たときには画像の美しさに驚きを隠せなかった。ノート型とはいえ、常用してきた iMac G5 以上の期待を十分叶えてくれそうな気がする。また、手持ちのノート型がかなり古いiBook しかないので、1台新型のがあると行動や活用範囲も広がるだろう。

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