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 No.504

三輪 薫(みわ かおる)


No.504 『生きる』/アイドリングストップ 2010/2/25

深夜のSAやPAの駐車場では長時間エンジンを掛けっぱなしにしているトラックも多い。観光バスもお客を下ろした時でもエンジンを切らず、アイドリング状態のを多く見かける。撮影ツアーなどでは真冬以外では撮影中にはエンジンを切ってくれるよう頼むことにしている。

夜の繁華街には送迎用の高級車がずらりと並んでいるのを見るが、エンジンを掛けっぱなしでいるのが多い気がする。タクシーにしても同じで、アイドリングストップと叫ばれながらも、お構いなしの状態である。最近の路線バスは信号で停車したときなどエンジンを切っている。まさにエコ運転である。マツダの車には信号待ちなどで停車したときにはエンジンが切れるとTVで放映している。実燃費もハイブリッドに迫るらしいし、このようなタイプの車も海外でも発売されるようだ。ハイブリッド車でなくても、エコな車がある。

僕の VW T-4 にはFFファンヒーターを装備していて、駐車中に暖房が必要なときにはエンジンを掛けずにこのファンヒーターをつけている。需要が少ないためか、小さい割には結構高額だが、外気が下がって車内泊するときや冬などの寒い撮影現場では快適である。排気ガスも車のアイドリングに比べたら比較にならないくらい少ないと思う。トラックや観光バスなどには装着を義務づければ単価も安くなり、環境に随分優しくなると思っている。

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