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 No.590

三輪 薫(みわ かおる)


No.590 『暮らす』/高速道路と渋滞  2012/6/15

新東名高速道は4月中旬に開通し、19日に島田金谷ICまでの下り線を撮影会のバスに乗って走ったが、新しいだけに快適だった。また、海辺を走ることがなく、台風の荒波や津波の心配がないことも嬉しい。東名高速道の下りの由比PAから眺める朝景が好きで、一時期この時間に合わせて自宅を出ることがあった。このPAの海辺には波打ちブロックが並んでいるくらいで、防波堤はあるが眺望のためにか低く、大波が来ると路面にまで波が被ってしまい下り線が閉鎖になることもあるらしい。

今回開通の区間では渋滞が年間に60回あるらしいが、新東名高速道の開通で2回に緩和されるということだ。しかし、東名高速道は35年以上もかなりの回数走っているが、今回開通の区間で大渋滞に出合ったのは数少ない。渋滞が60回あるとはいっても数キロ程度なのではないだろうか。週末や祝日、お盆の時期や年末年始の頃の数10キロの大渋滞は今回まだ開通していない御殿場から東京寄りが大半だろう。渋滞緩和が目的の新東名高速道なら、まず最初に大渋滞を解消する区間を先に開通させて欲しい。

圏央道の高尾山をぶち抜くトンネル工事は、高尾山の生態系を壊す恐れがあり反対だったが、工事が終わった現在では早く全線開通させて欲しいと思っている。相模原市北部から関越道には圏央道で繋がったが、東北自動車道、常磐自動車道、東関東自動車道へは都内の首都高速道を経由して行くことになる。都内の首都高速は単なる通過だけの利用なので、圏央道の全線開通を早く実現させて欲しい。

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