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 No.661

三輪 薫(みわ かおる)


No.661 『創る』/写真展の開催と新たな出会い 2018/2/5

今年は6月下旬に日本橋の小津ギャラリーでの伊勢和紙による6回目の写真展を開催します。主宰するフォトワークショップ「風」との合同展ですが、海外で撮影の岩の自然風景を15点ほど展示したいと準備を始めています。今年も写真展の監修を数々行っており、先月末には藤沢市民ギャラリーでキヤノンフォトクラブ湘南展、4月初めには阿部桂子さんの日本の自然風景による個展「追憶」が銀座のギャラリー・アートグラフで、4月中旬には四ツ谷のポートレートギャラリーでキヤノンフォトクラブ東京第1展が開催されます。写真のクラブなどに所属するとそれまでとは違った人達との交流も深まり、写真展に出品すると会場で新たな出会いが生まれることもあります。人生の喜びには人との出会いもあり、趣味を持つことはいいものですね。

個展は作品をまとめて展示することで自分の作品創りを見つめ直すいい機会になり、いろいろな人達に見ていただくことで開催の喜びも大きくなると思います。フリーになって日本の自然風景を撮り始め、数年後からはハッセルブラッドと同じツアイスレンズのコンタックスRTS?を愛用するようになり、2年後には銀座の鳩居堂ビル6Fにあった京セラ・コンタックスサロン銀座で何と費用負担なしで個展「風光(日本の自然風景)」を開催できました。そのことやフリーになる前に写真学校にいたこともあってか、1987年頃から京セラやコンタッックスクラブの講師も務めるようになりました。フリーになって以後10年間で9回ほど個展を開催し、その個展を見てくれた業界の方々からも声が掛かり、コダック、ハッセルブラッドフォトクラブ、大中判カメラ普及協会などの講師も依頼され、カメラ誌の月例やフォトコンテストの審査も多く担当し、キヤノンのEOS学園東京校の中級講座も担当することになりました。EOS学園東京校の受講者には「わの会」事務局長の宇野雅夫さんや当時の世話人の方々もいて、結果として「わの会」が発足したのですから、人生の巡り合わせや人との出会いの不思議な縁を感じます。お陰様で皆さんと共に楽しく過ごすことができ、とても嬉しく思っています。今年は僕にとって70歳の節目であり、「わの会」も20周年。皆さんと共に元気に楽しく過ごして行きたいと思っています。

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