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 No.662

三輪 薫(みわ かおる)


No.662 『車』/所有する価値感を抱ける車とは 2018/3/22

2005年、当時撮影用に10年ちょっと乗り続けていた四輪駆動の1ボックスカー「三菱デリカスペースギア」がディーゼル規制で神奈川県では車検を受けることが出来なくなったのを機に、次の撮影用の1ボックスカーの候補を検討していました。しかし、ガソリンの「三菱デリカスペースギア」に乗り換える気には何故かなれず、前年に大阪梅田のキヤノンギャラリーで個展を開催した折に知り合った兵庫の方のホームページに長年の憧れであった「VW T-4 ウエストファリア・カリフォルニア」(小型のキャンピングカー)を見つけ、ついに僕もその気になってしまったのです。1982年にフリーになってからは時々キャンピングカーショーなどでこの車も見ていましたが、ただただ憧れを抱くのみの高嶺の花の存在でした。

その方が購入した東京のキャンピングカー専門ショップの横浜店が当時仕事で通っていた途中にあり、思い切って寄ってみました。幸いにもVW T-4 ウエストファリアのカリフォルニアとユーロバン C V の2タイプの中古車が4、5台置いてありました。ニュータイプの新車の「VW T-5 ウエストファリア・カリフォルニア」も展示されていましたが、何と諸費用込みだと1,000万円を超え、とても無理でした。展示の中古車の中から13年落ちの最も安価であったのをとりあえず仮予約して帰りました。兵庫県赤穂市のショップでも同じ赤色の年式が1年新しいものを見つけましたが、ガソリンがハイオクだったためレギュラーの13年落ちにすることにしたのです。過去に3年、5年落ちの中古車を買ったことはありますが、一般の国産車だと評価価格が付かないくらい古い年式の車を買うことにはやはり躊躇しました。入手して以後、修理を必要としなかった年がないくらい維持費もかさみますが、何故か憎めず、仕方がないかと、妙に納得させられる車で、サイトなどでも愛用者の同様な声が多く掲載されていてビックリです。

25年以上前に改築した我が家の車庫は入り口が2,8mもありますが、実は VW T-4 ウエストファリアのハイルーフタイプを購入することを前提で高くしたのです。しかし、改築してから10数年経っても買えないまま過ぎていました。

10年ちょっと乗り続けていた三菱デリカスペースギアはディーゼル規制が適用されない地域に住む「わの会」会員の方に乗っていただくことにしました。車に関しては少なくとも10年は乗り続けたいと思わない限り買わないことにしています。ですから購入時には道具としての完成度と価値観を抱くことが出来るか、飽きないデザインであるかということが購入を決める大きなポイントにしています。三菱自動車は結構好きで、20代の頃から乗り始め、乗用車では、ランサーセレステ、ラムダ、ミニカ(軽自動車)、ミラージュ。1ボックスカーでは、デリカスターワゴン、初代デリカ4WD、デリカスペースギアと足かけ30年くらい三菱自動車のみを乗り継いできました。質実剛健な造りで、他社ではオプションになってしまう、あると便利なものが標準装備にしていた気質も気に入っていたのも理由です。

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