No.700　不安で心配な東京オリパラ-2　2021/6/30

コロナ禍での３度目の緊急事態宣言が解除された後も、連日のように前週の感染者数を増していて、緊急事態宣言を解除する必要があったのかはなはだ疑問です。コロナワクチン接種も凄い勢いで進んでいましたが、ここにきてワクチンが足らなくなって急遽ブレーキを踏む有様で、見通しの甘さを感じます。オリンピックやパラリンピックの競技会場での飲酒は当然のことながらなくなりましたが、会期を１ヶ月切っているのにまだ場当たり的なことを行っていて、呆れるしかありません。昨日駅方面に向かって車で走っていたら、公園に多くのテントが設営され、凄い人だかりでした。何事かと思っていたら、夜のＴＶニュースで聖火リレーのイベントだったことが分かりました。まさに三密の人出で、一体何を考えているのだろうと呆れるしかありませんでした。

僕はスポーツは嫌いではありませんが、特別好きでもなく、興味を抱いたらＴＶでちょっと観るくらいでしょうか。随分前ですが、大相撲の枡席の招待券を頂き、家族で行ったのですが、枡席の余りの狭さに足の置き所に困り、帰りには下げて帰るのが嫌になるくらいのお土産。東京ドームでの巨人と中日の試合の招待券を頂いたこともありました。結構前の席でしたが、水平志向での観戦は試合の進行がよく分からず、息子と二人で空いていた上のほうの席に移動し、僕はビールを飲みながら眺めていました。以後、共にもう直接には見に行きたいと思ったことはありません。アップで放映されるＴＶでの観戦が僕には合っています。オリパラも同じで、興味を抱いた競技のみＴＶで観ることで十分です。

しかし、このまま感染者が増え続けても、目の前のオリンピックを開催するつもりなのでしょうか。しかも、無観客ではない開催は無謀とも思われる気がします。冬山などの登山と同じで、ある程度まで行っても引き返す決断も必要でしょう。まずは、命が大切です。