No.705　個展の準備　2021/12/28

来年３月には日本橋の小津ギャラリーでの写真展が決まっていて、ここでの作品は主宰しているフォトワークショップ「風」の皆さんが１点ずつ展示し、残りの壁面を僕の作品で埋めるというやり方で行っています。今回はどのような個展にするのか、おぼろげながらも決めていましたが、最終決断をしたのがいつもに比べ結構遅かったような気がします。近年の個展は自然風景が大半で、2009年から始まったこのギャラリーでの写真展は８回目になるのですが、今まで開催の７回の内５回が自然風景でした。そう言うこともあり、今回は草花の個展にすることにしました。

一昨年から始まったコロナ禍のため、自粛生活に入ることも多くなり、出掛けても近所か車でせいぜい１時間前後の所で撮影を楽しむことが多くなっています。調べてみたら2020年は19回、2021年は27回出掛けていました。大半が草花撮影の公園や植物園などでした。コロナ禍までの例年には、近所の公園などにこれほどの回数通ったことがありません。花の個展は４回目になりますが、前回は2012年に小津ギャラリーで開催の「花恋」で、今回はこのパート２になります。ちなみにその前の個展は2007年にキヤノンギャラリーで開催した「花逍遙-II」で、これは1985年に新宿のペンタックスフォーラムで開催の「花逍遙」展のパート２です。「花逍遙-II」は伊勢和紙でプリントしました。

風展の作品は計画通り準備を進めていたのですが、自分の個展準備はかなり遅れ、14日からやっと始めた次第です。22日までは仕事や所用の合間に行い、23日から27日まではほぼ終日行っていて、今日やっと最終セレクトにこぎつけました。前回の個展以降に撮影した大半のカットを確認し、延べ3000カットくらいを第１セレクトで選び、第２セレクト、第３セレクトと行いました。最後に250カットくらいまで絞り込み、Ａ４で12コマのコンタクトシートを作って最終セレクトと展示構成に臨みました。セレクト作業も大変です。