No.738 三輪 薫(みわ かおる)
No.738 猛暑 2024/8/28
後期高齢者となっている現在、今年の夏の暑さにはへきへきとし、参っています。何だか年々気温も上がり続けているようで、自分の加齢と合わせると猛暑、酷暑という言葉しか思い浮かばないくらいになってきて、この先どうなるのやらととても心配です。
関ヶ原の実家の母屋は二十歳頃に建て替えるまでは茅葺き屋根で、分厚い茅で太陽熱が遮断されるのか、開け放った部屋では現在のような蒸し暑さを感じたことがなかったように記憶しています。もちろん、エアコンなどありません。田舎のことで敷地も広く、周りには林や川、庭木などもあり、道路以外は現在のようにコンクリートやアスファルトで覆われているわけではなく、水を撒くだけでも結構涼しげに感じました。しかし、子供の頃には現在に比べると涼しかったこともあり、30℃でも結構暑かったですね。
50歳の頃には、8月下旬に4日間八丈島にいて、帰宅した3日後には沖縄に飛び、10日間ほど滞在し、石垣島、西表島、与那国島、宮古島、本島を巡って撮影したこともありました。夏の八丈島は2009年、夏の沖縄には2002年が最後です。沖縄にはその後も通っていますが、大半が過ごしやすい冬や春の季節です。常夏の島に慣れていないと、早朝撮影で太陽が水平線から顔を出した途端汗がどっと吹き出してきて、当時でも結構きつく、現在の体力では連日の撮影は耐えきれないと思います。ぎらつく夏の太陽や鮮やかな海の色合いも夏の沖縄らしくていいですが、歳を重ねるごとに優しい光や色合いの沖縄の海が好きになってしまったのです。
近年異常気象も頻繁に起き、今までに経験したことがない、というような言葉で語られることが多くなってきました。現在沖縄から九州にかけて北上している台風10号は自転車をゆっくり漕いでいるくらいの速度ながら大雨、大風で、どうなるのかと心配がつきません。夏には夕立の言葉も似合い、趣も感じますが、近年の夕立は子供の頃と違って豪雨というほうが相応しい降り方になってきました。自然が好きですが、このような自然はまっぴら御免です。