Toppageへ
 No.693

三輪 薫(みわ かおる)


No.693 「わの会」写真展-2 2020/12/15

今年の「わの会」展はコロナ禍の中での開催で、例年よりも出品者がかなり少なくなるのではないかと心配していましたが、実際には前回よりも10人少ない56名の参加を得ての開催になり、ちょっと一安心していました。また、今回は初めて出品する方も結構いて、作品内容も自然風景と花以外の作品を意識的に多く選んだこともあり、実にバリエーション豊富なものとなり、見ていて楽しく、見応えのあるすてきな写真展になったと自負しています。

今回も画材紙や伊勢和紙を多用したこともあり、来場者の多くから「これが写真ですか」「このような写真の作品は見たことがない」と驚かれたり感心されたりと嬉しい言葉が多く寄せられ、一同嬉しく思ったものです。また、来場者も予想以上に多かったと思っています。来場者は確かに例年と比べると少なかったものの、ギャラリー担当の事務局の方も驚くほどのご来場で、来ていただいた方々には心の潤いをプレゼントできたようで、共に幸せな時間を共有できた喜びは大きかったですね。来場者も昼前後が多く、11時前と4時を過ぎると少なく、電車の混み具合を心得てのご来場だったことが分かります。

写真展が終わった二日後には主宰しているフォトワークショップ「風」展の作品セレクトがあり、4月開催に向けて準備を始めています。個人的には2月28日から伊勢和紙ギャラリーで始まる巡回展の準備もあります。今回も10数点新作を追加展示するため、最終セレクトもあり、何かと慌ただしい師走になると思っています。来年はコロナも収束し、自粛しないで安心して撮影や写真展を楽しむことができるようになってほしいものです。

戻る