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 No.716

三輪 薫(みわ かおる)


No.716 氷見の幸・東海支部撮影会 2022/11/27

「わの会」での撮影を伴う催行行事は、コロナ禍の現在例年10月下旬に1泊で開催している『集いの会』のみになっていますが、東海支部撮影会も一昨年、昨年と中止になってしまいました。しかし、昨年の戸隠高原での『集いの会』にて来年は富山県の氷見で開催してはどうかと、東海支部事務局から提案があり、12月に入ってから現地の石田さんと相談しながら準備を進めてきました。雨晴海岸での毛嵐の撮影をメインに2泊で行うことにしたのです。雨晴海岸での毛嵐撮影は、2013年の11月に羽咋をベースにして1泊で開催した時に早朝撮影で出掛けたのですが、余り多く出なく、今回再度挑戦することにし、11月22〜24日に開催しました。しかし、現地担当の石田さんが9月に入院手術となってしまいました。今回提案していただいた撮影候補地で僕が知っているのは雨晴海岸のみでした。術後が心配で僕らだけで案内できるよう直前のロケハンをしっかり行いたいと前泊を2泊にしました。結果的には石田さんは順調に回復され、開催前日と初日の午前中のロケハンはご一緒に出来ました。前日のロケハンには昼頃に東海支部事務局の宇野さん達3人も合流。参加者は神奈川県から参加の6名と僕ら二人を含め15人でした。

近年、一人部屋希望の方が多くなり、今回はルートイングランディア氷見に宿泊しました。初日の夕食はホテルでの和食でしたが、前泊の時も含め、海の幸はさすが氷見と思える味でした。二日目の夕食はホテルでは出来なく、石田さんが現地のお寿司屋さんを貸しきりで予約していただき、氷見の寿司店ならではの刺身とにぎり寿司。みなさん大満足でした。

今回の初日は曇りでしたがホテルから30分くらいの県境の蛇ヶ池(石川県中能登町)に行き、夕景は氷見海岸の唐島を臨む撮影でした。二日目の早朝には雨晴海岸で毛嵐撮影といきたかったのですが、何と朝5時の気温が10数℃もあり、途中から雨も降り、毛嵐は諦めでした。しかし、雨の雨晴海岸もすてきでした。朝食後、宮島峡に行き、一の滝、二の滝、三の滝と巡ったのですが、雨がよく似合う滝で、ロケハンした二日前と違って水量も多く、雨に濡れた紅葉の枝葉も実にきれいでした。三日目も朝5時の気温が10数℃もあり、毛嵐は諦め、虻が島を望む氷見海岸で行いました。日の出前の青の世界から淡いオレンジの世界に変わり、見事な光芒も出て、皆さん盛んにシャッターを切っていました。午前中は高岡市の古城公園の紅葉撮影を楽しんで現地解散となりました。神奈川から参加の皆さんにはジャンボタクシーを借り切っての移動で、安心されたと思います。

9月の尾瀬ヶ原以来、出掛けることも多く、さすが疲労も溜まっていて、氷見に来たときのように一気に帰宅する元気がなく、長野市で後泊しました。善光寺に参拝し、東山魁夷美術館に寄ってのんびり帰りました。2泊3日の撮影会のため、5泊してしまいました。


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